海人工房の上原謙さんが、ANAの機内誌「翼の大国」7月号に掲載されている。上原さんの自宅に併設されていた、私設博物館「海人工房」は現在、糸満海のふるさと公園に移転している。展示品はずいぶん整理されて、見やすくなった。糸満の漁業と漁具を勉強するには、もっともふさわしい場所だ。上原さんのお話を聞いているだけでも、一日が過ぎてしまう。サバニの歴史と構造になると、思わずこちらも熱くなってしまう。
過去の遺物を保存するだけでも、大変な努力が必要とされる。しかし上原さんは、それだけではない。サバニ、ミーカガン、ゥエークなどの製作技術そのものを伝承している。まことに希有な、糸満の宝といえよう。
- フーゾウはサバニの中で横たわるときの、枕だ。実に安定がよい。昼寝の枕に愛用している。
- フーゾウのふたはテーパー状に加工され、内部は水密となっている。
- フーゾウのふたを開けると、内部は貴重品入れとなっている。マッチ入れも組み込まれている。



サバに投稿へのコメント